弘行寺の南側を流れる一宮川の支流である瑞沢川。
睦沢町の美味しいお米の源。
春には川沿いの緑道に菜の花がきれいに咲き、お散歩コースとしても知られています。
その瑞沢川に毎年、サケが遡上してくることをご存知でしょうか。
実は2011年から地元の方々が育てた、サケの稚魚を放流しており2015年からは3年連続で成長したサケが瑞沢川で確認されています。
サケの稚魚は海で3年かけて大人になって生まれ故郷に帰ると言われています。
最近では町でもこの「一宮川(瑞沢川)にサケの稚魚を放流する会」が周知され、その年のこども園や小学校、中学校の卒業生が3月に稚魚を放流しているそうです。
2016年度の地元小学校の卒業生たち。
「一宮川(瑞沢川)にサケの稚魚を放流する会」のメンバーの方は、
『日本中さがしてもサケの卵からふ化する機会がある人は少ないと思います』
『日本中さがしても直接サケの稚魚を放流している人は少ないと思います』
『日本中さがしてもサケが遡上する川を故郷にもつ人は少ないと思います』
『睦沢にはそれがあります。故郷を大切にしましょう』
という文を添えて、放流の時の写真を生徒さんに送っているそうです。
これから旅立つ卒業生にとってはとても力強い、また大人になっても心に残る思い出になることでしょう。
自身が帰ってきたときに川に戻ってきたサケを見つけることができたら素敵ですね。
もし、お散歩をしていてサケを発見した方はぜひ「一宮川(瑞沢川)にサケの稚魚を放流する会」にご一報ください。
あなたが第一発見者になるかもしれません。
また、会ではサケの卵(イクラ)を孵化するメンバーも募集中だそうです。
詳しい日程などはブログ内でもお知らせします。
睦沢町のウェブマガジンむつざわに来てねでも特集されていますので、ご興味のある方はチェックしてみてください。
サケの放流事業に関するお問い合わせ
「一宮川(瑞沢川)にサケの稚魚を放流する会」
松本さん(0475-44-2289)